アラフィフオヤジ
令和5年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ試験 問23を解いてみましょう。
ストラテジ系 >> 技術戦略マネジメント >> 技術開発戦略の立案
問題
バックキャスティングの説明として、適切なものはどれか。
ア システム開発において、先にプロジェクト要員を確定し、リソースの範囲内で優先すべき機能から順次提供する開発手法
イ 前提として認識すべき制約を受け入れた上で未来のありたい姿を描き、予想される課題や可能性を洗い出し解決策を検討することによって、ありたい姿に近づける思考方法
ウ 組織において、下位から上位への発議を受け付けて経営の意思決定に反映するマネジメント手法
エ 投資戦略の有効性を検証する際に、過去のデータを用いてどの程度の利益が期待できるかをシミュレーションする方法
解説
アラフィフオヤジ
バックキャスティングは、未来の目標を起点として、そこから逆算して現状の課題を明らかにし、解決策を検討する思考方法です。
アは、システム開発におけるウォーターフォールモデルの開発手法です。
ウは、ボトムアップ型のマネジメント手法です。
エは、フォアキャスティングの説明です。
したがって、正解は「イ」です。
バックキャスティングは、未来の目標を明確にすることで、現状の課題をより深く理解し、実現可能な解決策を検討することができます。そのため、中長期的な計画や、不確実性の高い課題の解決に有効な手法として注目されています。
