アラフィフオヤジ
令和5年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ試験 問16を解いてみましょう。
テクノロジ系 >> データベース >> トランザクション処理
問題
トランザクションの解離性水準を高めたとき、不整合なデータを読み込むトランザクション数と、単位時間に処理できるトランザクション数の傾向として、適切な組合せはどれか。
不整合なデータを読み込む トランザクション数 | 単位時間に処理できる トランザクション数 | |
---|---|---|
ア | 増える | 増える |
イ | 増える | 減る |
ウ | 減る | 増える |
エ | 減る | 減る |
解説
アラフィフオヤジ
トランザクションの隔離性水準を上げると、各トランザクションが他のトランザクションに与える影響が低減します。これは、トランザクションの実行時に表ロックなどの手段が用いられるためです。 この結果、不整合なデータを読み取るトランザクションの数は少なくなります。 さらに、各トランザクションは他のトランザクションの処理を待つ必要が出てくるため、単位時間あたりに処理可能なトランザクションの数も減少します。
よって、正解は「エ」になります。