令和5年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ試験 問29

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アラフィフオヤジ
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令和5年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅰ試験 問29を解いてみましょう。

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問題

発生した故障について、発生要因ごとの件数の記録を基に、故障発生件数で上位を占める主な要因を明確に表現するのに適している図法はどれか。

ア 特性要因図

イ パレート図

ウ マトリックス図

エ 連関図

解説

アラフィフオヤジ
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正解は「」です。

パレート図は、分析対象の項目値を大きい順に並べた棒グラフと、累積構成比を表す折れ線グラフを組み合わせた複合グラフです。そのため、故障発生件数で上位を占める主な要因を明確に表現するのに適しています。

アの特性要因図は、現れた特性(結果)とそれに影響を及ぼしたと思われる要因の関係を体系的に表わした図です。

ウのマトリックス図は、表の縦軸と横軸にいくつかの項目を設定し、交点に各項目同士の関連性・関連度合いなどを文字列や数値または記号などで表した分析図です。

エの連関図は、分析対象としている問題に数多くの要因が関係し、それらが相互に絡み合っているとき、原因と結果、目的と手段といった関係を追求していくことによって、因果関係を明らかにし、解決の糸口をつかむための図です。

したがって、故障発生件数で上位を占める主な要因を明確に表現するのに適しているのはパレート図です。