どうも、アラフィフオヤジです。
先日、データベーススペシャリストの試験を受けましたが、自己採点で午前Ⅱの試験が合格基準に届かず、おそらく不合格です。
非常に残念な結果になってしまいましたが、来年こそは合格を目指して、勉強した内容をアウトプットし、同じようにデータベーススペシャリストを目指す人に役立てられないかと思い、ブログを開設しました。
というわけなので、よろしくお願いします。
データベーススペシャリスト試験とは
そもそも、「データベーススペシャリスト試験とは、なんぞや?」という方もいらっしゃるかと思います。データベーススペシャリスト試験とは、情報処理推進機構(IPA)が行なっている情報処理技術者試験の一つです。データベースに関する専門知識とスキルを持つプロフェッショナルであることを持つことを証明できる国家資格になります。
試験の概要
2019年(平成31年度)までは春期(例年4月)に実施されていましたが、2020年(令和2年度)は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により、春期試験が中止になり、秋期(例年10月)に延期となりました。以降、データベーススペシャリスト試験は秋期に開催されるようになっています。
試験は午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの4つの試験に合格する必要があります。
合格基準は各試験60%以上の正答率が求められるようです。
採点は午前Ⅰから行われ、不合格だと以降の試験は採点されません。とくに午後試験については、配点が不明なため、自己採点をしても判断がつかないですね。
午前Ⅰ
解答方法 | 4択問題(マークシート) |
試験時間 | 50分 |
問題数 | 30問 |
合格点 | 60点(15問) |
応用情報技術者試験の午前問題80問のうち、30問が出題されます。
午前Ⅰ試験は免除制度があり、以下の条件のいずれかを満たした場合、その後(2年間)の受験申込み時に申請することで、午前Ⅰ試験が免除となります。
- 応用情報技術者試験(AP)に合格
- 情報処理技術者試験の高度試験、情報処理安全確保支援士試験のいずれかに合格
- 情報処理技術者試験の高度試験、情報処理安全確保支援士試験の午前Ⅰ試験で基準点以上の成績をとる
出題範囲は応用情報全範囲が対象なので、非常に広範囲ですが、6割くらい過去問から出題されるので、過去問を徹底的にやれば、何とかなるのではないかと思います。
試験勉強は以下のサイトが便利です。
午前Ⅱ
解答方法 | 4択問題(マークシート) |
試験時間 | 40分 |
問題数 | 25問 |
合格点 | 60点(15問) |
午前Ⅱ試験は午前Ⅰの試験範囲のうち、コンピュータ構成要素、システム構成要素、データベース、セキュリティ、システム開発技術、ソフトウェア開発技術の6分野からデータベース分野20問+セキュリティ等5問が出題されます。こちらも過去問からの出題が多いです。
試験勉強は以下のサイトが便利です。
午後Ⅰ
解答方法 | 記述問題 |
試験時間 | 90分 |
問題数 | 3問(2問選択) |
合格点 | 60点(配点未公表) |
午後Ⅰ試験は3問から2問を選択して解答する記述式試験です。試験時間は90分です。
午後Ⅰ試験では、データベース設計、データベースの実装、SQLの3つの分野から出題されます。
データベース設計
データベース設計では、データベースの概念データモデル、論理データモデル、物理データモデルの作成、データベースのモデリングに関する問題が出題されます。
データベースの実装
データベースの実装では、データベースの作成、データベースの移行、データベースのチューニングに関する問題が出題されます。
SQL
SQLでは、SQL文の作成、SQL文の実行、SQL文のチューニングに関する問題が出題されます。
午後Ⅰ試験の対策としては、以下の点が重要です。
- 過去問を解いて、出題傾向を把握する
- データベースの基礎知識を身につける
- データベース設計・実装・SQLの知識を深める
- 時間配分の練習をする
午後Ⅱ
午後Ⅱ試験は、2問から1問を選択して解答する記述式試験です。試験時間は180分です。
午後Ⅱ試験では、データベースの設計、実装、運用、管理の4つの分野から出題されます。
データベースの設計
データベースの設計では、データベースの要求定義、データベースの設計、データベースのモデリングに関する問題が出題されます。
データベースの実装
データベースの実装では、データベースの作成、データベースの移行、データベースのチューニングに関する問題が出題されます。
データベースの運用
データベースの運用では、データベースのバックアップ、データベースのリカバリ、データベースのセキュリティに関する問題が出題されます。
データベースの管理
データベースの管理では、データベースのパフォーマンスチューニング、データベースのパフォーマンス監視、データベースの障害対応に関する問題が出題されます。
午後Ⅱ試験は、データベースの知識と実践力を問う試験です。
午後Ⅱ試験の特徴は、以下の通りです。
- 問題文が長く、図表や表などが多用される
- 実践的な問題が多く、知識だけでなく、論理的思考力や問題解決能力が求められる
- 解答に時間がかかる
午後Ⅱ試験の対策では、過去問を繰り返し解いて、問題形式や出題傾向を把握することが重要です。また、問題文を読み解く力と、図表や表を理解する力を身につけることも大切です。さらに、時間配分の感覚を身につけて、試験時間内に効率的に解答できるようにしましょう。