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アラフィフオヤジ
令和5年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ試験 問14を解いてみましょう。
テクノロジ系 >> データベース >> トランザクション処理
問題
データベースのREDOのべき等(idempotent)の説明として、適切なものはどれか。
ア REDOによる障害回復の時間を短縮するために、あるルールに従って生合成の取れたデータを記録媒体に適宜反映すること
イ REDOを繰返し実行しても、正常終了するときには1回実行したときと同じデータの状態になること
ウ 事前に取得していたバックアップデータを記録媒体に復旧し、そのデータに対してREDOを実行すること
エ トランザクションをコミットする前にRED0に必要な情報を書き出し、データの更新はその後で行うこと
解説
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べき等とは、ある操作を何度実行しても、その結果が同じになる性質です。
データベースのREDOは、障害が発生した際に、データベースを以前の状態に戻すための操作です。
したがって、REDOを繰返し実行しても、正常終了するときには1回実行したときと同じデータの状態になることが、REDOのべき等の説明として適切です。
よって、正解は「イ」となります。
アは、REDOによる障害回復の時間を短縮するための方法ですが、べき等性とは直接関係ありません。
ウは、バックアップデータからデータベースを復旧する方法ですが、これはREDOとは別の方法です。
エは、トランザクションのコミット時にRED0に必要な情報を書き出す方法ですが、これはREDOのべき等性とは直接関係ありません。